ジャカルタでランドリーが見つからない


私が泊まっているホテルの近くに、クリーニング屋というか、ランドリーがないか探していたが、なかなか見つからないで困っている。

ホテルで教えてもらった店も見つからずにウロウロさまよっていたが、結局発見することができなかった。

その後、Googleマップで調べてみたところ、徒歩5分ほどと思われる位置にランドリーが2軒あった。

もうそこで見つからないのであれば、ジャカルタで洗濯をしてもらうことは諦めて、自分で洗うことにしよう決めた。

そして、ホテルから歩いて行くと、金物屋というか、ステンレスの加工をしている小さな工場が立ち並んでいるエリアに達した。

どうやら、個人事業主やそれに近い規模でビジネスをしている人たちの集まりらしく、同じような店が並んでいる。

普通に旅行をしていると、なかなか見る機会がないような場所なので、それはそれで新鮮ではあったものの、車の通りも多いし、金属を叩く音もうるさく、早いところ用事を済ませて去りたかった。

加えて、近くに川も流れていたが、こちらも非常に汚く、濁っていて全く底が見えないどころか、水がサラサラしている状態ではなく、ねっとりと何かが張り付いたようになってしまっている。

ごぼごぼと水中から泡が出てきては、粘性のある表面の液体が泡を含み、ゆっくり弾けているような状態で、見ていて気持ちのいいものではなかった。



ついにランドリーを発見できたが・・・

いくら歩いてもクリーニング屋が見つからず、帰ろうと思ったところ、ランドリーの文字を帰り道で発見することができた。

しかしながら、店や家というよりはボロボロの小屋に近い所で営んでいて、ここに服を預けて大丈夫なものかと躊躇してしまい、そのまま通り過ぎることにした。

細い道を入ったところに、ランドリーの文字をもう1度見つけることができたが、こちらはそもそも開いている形跡がない。

店が閉まっているとかそういうことではなくて、そもそも入口がどこなのかわからない作りになっていた。

こちらも一般の家庭のような形になっていて、とても安心して任せられるような感じではないので、もはやジャカルタでクリーニングを出すこと自体が無理な気がしてきた。

ジャカルタは暑いので、先日までいたオーストラリアと違って、ちょっと歩いただけでも体がどんどん汗をかいてくる。

今回は全く別の方向に最初に目星を付けていたクリーニング屋があって、そちらが月曜日にもかかわらずクローズしていたので、そこからはるばる戻ってきて、なんだかんだで10分以上歩いたことになり、もうすでに汗だくだった。

こういった苦労をしてまでわざわざクリーニング屋を探すぐらいであれば、ホテルで石鹸を使ってとりあえずは急場をしのいでおいて、またクアラルンプールやバンコクに行った時、ランドリーを利用する方が賢いのではないかという感じがしてきた。

人件費の安いジャカルタにいながら、わざわざ自分で洗濯をするのは極めて無駄な気はするが、こうしてランドリーを発見するのに苦労するのも、それはそれで不毛な話。

無意味な時間を過ごさないためにも、これでランドリー探しはひとまず終了にしようと思う。

先日はジャカルタの雰囲気が違うと思ったら、イドゥル・アドハという巡礼関連の祝日だったらしい。

ランドリーと言い、謎の祝日といい、勝手のわからない町は不便なことが多くて困る。


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