バンクーバーのスタンレーパークの居心地について


英霊記念日が過ぎ去り、11月も後半に入ったところでバンクーバーのスタンレーパークに行ってきた。

ダウンタウンからは、メトロでスタンレーパークに行くことができないものの、歩いていける距離だったので、20分ほどかけてぶらりぶらりとスタンレーパークまで徒歩で行くことにした。

途中左手に高級住宅街が出てきたが、そこは素通りをしてスタンレーパークに到着すると、まずは大量の個人所有と思われる船が出迎えてくれる。

ここからクルーズに行くのは、かなり限られた富裕層だけに許されたレジャーだとは思うが、そういった人がたくさん住んでいる町であるというのはよくわかる。

そしてバンクーバーは海だけではなく山もあるので、海の向こう側にはいくつも山影が見えて、そういった意味でも自然が豊な場所で、世界一住みやすい町と表現されるのも頷ける。

今回はかなり寒さが厳しい中での訪問となったが、日向にいればそこそこ暖かかった。

しかしながら、スタンレーパークの中はかなり鬱蒼と木が茂っている場所もあって、そういったところに行くと、日陰のためにますます冷え込んでいく。

スタンレーパークにはアライグマやアザラシもいるという話だったが、残念ながら私が見ることができたのはリスだけだった。

リスについては、北米にいる間各地で見ていたので、それほど珍しいわけでもなく、スタンレーパークのリスが特別人懐っこいわけでもなかった。


■スタンレーパークの基本情報
住所:Vancouver, BC V6G 1Z4
電話番号:+16046816728
開園時間:9時〜17時
HP:https://vancouver.ca/parks-recreation-culture/stanley-park.aspx



自然と縁が深い街

バンクーバーへ来て感じたのは、自然が本当に住宅地と隣接しているということ。

こういった環境は意外にも先進国の首都であるとか、大都市においてはそこまで珍しいことではない。

例えばロンドンにおいては、ケンジストンガーデンやハイドパークがあるし、同じカナダであれば、モントリオールの場合、モンロワイヤル公園がある。

その中でもスタンレーパークは部分的にかなり緑が深い感じがするので、そこら辺は私の好みにフィットしていた。

サッカーやラグビーをしている人がいたり、人によってかなり様々な楽しみ方をしている印象がある。

そしてスタンレーパークを後にすると、ダウンタウンに向かって海沿いを気ままに寄り道しながら歩いていくことにした。

この辺りは非常にきれいに整備されていて、自転車専用レーンもあるので自転車乗りにとってかなり良い環境なのではないかと思う。

そして近代的な洗練されたデザインのコンドミニアムが立ち並ぶエリアでもあって、ガラス張りの建物も目につく。

いくらぐらいの価格かと思って不動産業者の店舗を見てみたが、日本円で一億円以上の億ション、カナダドルで100万ドル以上という部屋が当たり前のようにゴロゴロ並んでいて、比較的安い物件であっても8千万円台。

さすがは富裕層が多く住む町。

その一方で、食費は必ずしも高くなく、数百円台後半ぐらいでも食べられるので、物価全般が全て高いわけでもない。

スタンレーパークや街中を歩き周った後のディナーはL'Abattoir Restaurantで。

大詰めを迎えた北米横断、そして紆余曲折があった世界一周の旅に思いを馳せつつ、ガスタウンで良質なフレンチをいただいた。

今回はかなり寒く、氷点下に達するような日もあったので、できれば次にバンクーバーにくる時は、もう少し暖かい時期を選ぶことができればと思う。


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