※以下はバンコク在住の橋本さんからの投稿
下見というと、これからバンコクで住む家を探すことを考えます。
不動産屋さんに紹介してもらえるようなお家は、治安も良くて日本人が住みやすい所に集中しているかと思いますが、もしご自分でお探しになる場合は、昼間と夜と両方ご覧になられた方がよろしいかと思います。
私が住んでいた所も新宿の歌舞伎町のような所で、昼は静かなんですが夜になると飲み屋さんが開きだしてドンちゃん騒ぎというような所でしたので、昼と夜の顔は全く違う、ということですね。
あとはそうですね、不動産屋さんに紹介してもらった場合は、ほとんど日本人街といった所に住むかと思います。
1つの通りのコンドミニアムの居住者のうち、6割7割が日本人で、日本食レストランが沢山あるような所に住むかと思いますが、もしご自分で探される場合は全くローカルな場所ですね、タイ人と混ざって生活するようなところになるかと思います。
その場合、周りのスーパーやお店、レストランなど自分が生活していてお食事や買い物ができるような場所があるか、というところをチェックされると良いかと思います。
日本と全く同じで、駅から近ければ家賃は安いし、駅から遠ければ家賃はそれなりに下がっていくのですが、周りの治安などを考えると割と駅から近い方が安心です。
あまり家賃が安すぎても、今度は治安が悪くて泥棒が入ったりしますので、あまり安すぎるところを選ぶと大変なことになりかねません。
先ほど私が申し上げた新宿歌舞伎町のような所に住んでいて、ということなんですが、じゃあ治安がそういった所が悪いかと言うとじつはそうではなくて、人が沢山いるところであっても治安は悪くないんですね。
タイだとゲイとかオカマが凄く多くて、一瞬見るとドキっとして危ないとまではいかないですけど引いてしまうのですが、そういった人達はおそらくほとんど害がないと思います。
そういった人達から何か害を受けたというのはあまり聞いたことがございませんので、繁華街でうるさいのが大丈夫ということであれば、繁華街=治安が悪いということではないので大丈夫です。
逆に人気がない道に建っているマンションとかコンドミニアムの方が、夜は怖いです。
ただ、そういうところに住まれている方はタクシーや現地の交通機関を使って家の真ん前まで停まってもらうという手段を使っているので、そういった移動手段なら安全です。
家を下見する時に気をつけてもらいたいのが、日本では当然あると思われている物がなかったりします。
タイは外食産業がさかんで、外食がとても安いので家でご飯を作らない習慣もありますので、1人暮らしか2人くらい住めるアパートですと、台所が付いていなかったり、台所が申し訳程度にベランダに付いているパターンも多いです。
私が見た家でも、5件中3件は台所がなかったので、そういったチェックもされると良いかと思います。
あと、シャワーが付いているのに実はお湯が出ないとか、よくよく話を聞かないと水しかでないシャワーになっている所もあります。
また、冷房器具もクーラーなのか送風なのかという所もきちんと気をつけておきたいところです。
バンコクに移住する際に取得したビザ
私はビザのことで揉めまして、日本語学校で働いていて教員の資格を持った人のビザを取ったのですが、ワーキングビザの中に入ります。
はじめにタイ人スタッフに相談したところ、観光ビザで入ってタイの中で労働ビザに切り替えることが出来るというので、観光ビザでそのまま入国したのですが、やっぱり出来ないと言われまして1ヶ月してから一度日本に帰りました。
その後何度もタイの大使館に通ったのですが、タイから送られてくる書類の不備が多くて3回くらい大使館に通って、やっとワーキングビザを取りました。
ワーキングビザは会社によって取得が凄く簡単なところと、そうでないところがあります。
例えば大きな会社であれば日本人を雇うことに慣れているので、ビザに関する問題やタイからの信用があるのですぐ簡単に取れるかと思います。
ただ私が大使館に行った時に、前に居た某有名会社の方は書類が足りなくてつき返されていましたが、ワーキングビザに関する問題は会社の方が慣れています。
もしタイに行く前に働くところを決めないで観光ビザで行き、ワーキングビザに切り替えてもらおうという方もいらっしゃるかと思いますが、それも会社次第で、そういった対応に慣れている会社かどうかが重要です。