トルコの食事で困ること


※以下はトルコ在住の有坂さんからの投稿

トルコの食事なんですけれども、日本で有名なトルコ料理と言いますと、ケバブとかドネルだと思うのですが、日本で食べられるケバブとはちょっと違っているかと思います。

日本でケバブを食べたことがないのですが、ほとんどのトルコ人は日本のケバブはトルコのケバブとは違うと言っているので、やはり味付けや肉が違うのだと思います。

だいたい日本の方が一週間もトルコにいると胃をおかしくされる方が多いのですが、すごく脂っぽいです。

それから香辛料をたくさん使いますので、やはり胃に負担がかかるイメージがありますので、胃休めに日本食レストランに来られる方が沢山いらっしゃいます。

トルコ料理というと、トルコに来られるときにガイドブックなんかを見て、よくチェックをされるとは思うのですが、レストランに行ったときに実際にメニューからどんなものが出てくるのか、なかなか名前だけからは想像がつかないかと思います。

トルコのレストランで多いのがビュッフェ形式のようになってまして、目の前に料理が並んでおりまして、それを指をさして選んでいくパターンがあります。

そういったものですと、見た目から何が入っているのかとか、どういった味付けなのかなっていうのがちょっと想像することが出来るので、そういったレストランで食べるのも便利かと思います。

ただ、そういったレストランだと、今度は逆に名前がわかりませんので、メニューで選ぶレストランで同じものを食べたいと思っても選ぶことが出来ないので、それはそれでなかなか不便です。

ただイメージしたものは食べれるかと思います。

トルコの食事の時に一番困るのが飲み物で、トルコ料理に合った飲み物があまりありません。

日本人はお茶を飲みますが、トルコ人はご飯を食べるときにコーラやオレンジジュースとか、そういった味のある甘いものをよく飲んでいます。

そういった習慣がありませんので、初めは水を頼んでいたのですが、水はトルコ人にとってはご飯のときの飲み物ではありませんので、水を頼んでまた他の物を聞かれてしまうこともよくありました。

ですので、トルコ料理に合った飲み物と言うと、紅茶ということになります。

日本人にとっては味が付いていない、甘くないものということでは紅茶しか選択権がないのかなと思います。

あと脂っぽくて味が濃いので、何にでもヨーグルトをかける習慣がありまして、こちらの方は初めはちょっと慣れないうちは引いてしまうのですが、慣れるようになると、やはりこういった濃い料理にはヨーグルトで味を薄めるくらいのことをしないとなかなか食べられないことに気づきまして、最近は何にでもヨーグルトをかけるようになりました。


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