以前にマレーシアで購入したPhilips製のシェーバーの調子が悪くなってきたので、同じような機種で新しいものを買いたいと思っていた。
セブのアヤラモールの薬局や家電売り場を見てみると、ほぼ同機能と思われるような型で同じくPhilips製のシェーバーが2万円以上する。
8000ペソを超えてくる金額になっているが、確か以前にマレーシアで購入した時は日本円で7,000円とか8,000円くらいだったように記憶している。
確かに当時は今に比べると円高だったので為替相場の違いはあるし、円に直して比較をすれば円安の今の方が割高に感じられるのは当然のことだが、それにしても値が張るという印象があった。
これだったら、わざわざフィリピンの小売店で購入してレジでいつもの通りモタモタされるより、Amazonで購入して届けてもらったほうが良いと思い検索したら、大体8,000円ぐらいで購入できることが分かった。
Amazonで購入できず
ということで住所等を記入していくと、最後のところでエラーが出て英語のメッセージが表示された。日本語に訳すと「この住所にはお届けできません」という事になるようだが、セブシティの中でも中心部に住んでいるので何故ダメなのかが分からない。
セブはフィリピンの中でもマニラに次ぐ第2の都市なので、日本でいうところの離島のような扱いとは違うはずだし、いまいち合点がいかなかった。
しかしよく確認してみると、最初はフィリピンのサイトを表示していたのが検索の段階でアメリカのAmazonのサイトに飛ばされていたらしく、それが原因だと言う結論に至った。
どうやらAmazonでの購入が不可能なようなので、香港に行く用事もあったし、その時に買ってくることにした。
香港での購入に切り替え
今回はあまり時間もなかったのでホテルからも比較的近いモンコックまで地下鉄で移動し、そこで適当に家電量販店を探すことにした。駅を出て早々に見つかるかと思ったが、携帯電話専門とか、カメラ専門とか、パソコン専門といった具合に何らかの機器に特化していて、総合量販店のようなものはなかなか見つからなかった。
セブではWatsonsというアジア中、さらには世界中に展開しているドラッグストアチェーンでも電気シェーバーを見かけたのでそういったところも見てきたが、どうやら見当たらない。
そして香港のドラッグストアはやたらと店員が声をかけてきて、いまいち落ち着かなかった。
歩き回っているうちにようやく家電量販店を発見することが出来、そこの地下にシェーバーもあった。
探しているようなマルチグルーミングのものがあるが、棚に置かれているだけで手に取ることができない。
近くの店員に声をかけてみたら、担当の持ち場が違うらしく、しばらく待たされてから担当者がやってきた。
そこで金額を聞いてみると、約600香港ドルということで9,000円ちょっとぐらいであった。
この金額であればフィリピンで購入するよりもずっと安く、半額以下で済むので、その場ですぐに購入してホテルに持ち帰ることにした。
ついでに折り畳み傘も調子が悪くなっていたのでこの機会に購入しようと思ったが、結局こちらもドラッグストアでは見つからず、たまたま通りかかったアパレルショップの店先に並んでいる折り畳み傘を購入してきた。
個人的には傘を買うならヨーロッパの方がつくりがしっかりしている印象を持っているが、今回は次のヨーロッパ入りまでしばらく時間がかかりそうだったので、それまで待っているわけにも行かず、あまり気にせずに香港で購入して済ませた。
その後は茶葉蛋とワンタン麺、韮王鮮蝦腸を食べてThe Pottingerホテルへと一旦戻り、夜の会食に備えてしばしのシエスタの時間に当てた。