
来月には南部のホーチミンを起点にして、そこから中部のダナンに飛び、近くにあるフエやホイアンを回ってから今度はハノイに飛んでベトナムを周遊するつもりでいたが、実はこのルートがベストではないことに気付いた。
というのは、一時的に閉鎖されていたフエの近くにあるフバイ国際空港がいつの間にか復活していたため。
どうも調べてみると2013年に半年ほど閉鎖されただけで、その後は復活していたらしい。
ということで、ホーチミンからダナンに飛ぶと、ちょうどダナンはフエとホイアンに挟まれた真ん中にあるので、いちいち往復しなければいけない。
これは不合理なので、ホーチミンからフエに飛び、そこから陸路でダナンとホイアンに移動してからもう一度ダナンに戻ることにした。
ホイアンでは来遠橋を眺めたり、フエでは王宮やティエンムー寺を見て、ハノイではホアンキエム湖や一柱寺等を訪れる予定。
どこかでベトナム式マッサージも体験したい。
これによって、長距離の移動が当初は2往復4行程の道のりだったのが、1.5往復3行程の道のりに短縮できた。
ダナンとフエの間を往復したところで、基本的には同じ道を進むのだろうし、片道3時間ほどかかるということなので、それを短縮できるのは大きい。
今回はエアアジアでチケットを取っていたので、ホーチミンからダナン行きへのチケットは払い戻しができず、片道分の費用が無駄になってしまったが、移動の時間や体力の消耗を考えれば、航空券を捨てるだけの価値は十分にある。
エアアジアではフバイ国際空港への就航はないので、今回はベトジェットを使うことにした。
ベトジェットはベトナムのLCCで、今回の旅で使うのがはじめて。
ハノイからバンコクに戻って来るときにも利用するが、最初の利用はホーチミンからフエのフバイ国際空港に飛ぶ時となる。
ベトナム中部はダナンしか空港がないという思い込みが今回の事態を招いたが、ひとまず旅が始まる前に修正をかけることができて良かった。
今はまだバンコクにいるが、今日の昼はとんかつの「かつ真」という店に行ってきた。
この「かつ真」はプレジデントパークホテルの1階に入っており、本格的なとんかつを出してくれる。
今回は昼だったので飲まなかったが、ビールだけではなくワインや日本酒も充実しているレストランとなっている。
そして夜はプロンポンにある「原始焼き」という店に行ってきた。
こちらは北海道の炉端焼きの店で、串焼きにされた原始焼きが名物となっている。
バンコクで北海道の食材を堪能することができるのも驚きだが、不思議なものでバンコクはこういった環境が大いに整っている。
今回行った「かつ真」にしろ「原始焼き」にしろ、日本国内でももっと残念なレストランはいくらでもあるにも関わらず、異国の地でこれだけのレベルの和食が食べられるのは嬉しい。
そして夜はシンハやchangではなく、あえてサッポロの生ビールを飲んできた。
食後にはタイマッサージを受けようかと思ったが、何となくの気分でアロマセラピーを受けてからホテルに戻ることにした。