バンコクというと、いまいちLCCが強くなく、意外に就航便が限られているという印象があった。
クアラルンプールがエアアジアの拠点なのに対し、バンコクにはそういった有力なLCCがない。
しかし、最近はバンコクとフランクフルトとの間で長距離便がLCCで就航していたりしているし、台北行きにもVエアをはじめとして、ノックスクートやタイガーエア、キングフィッシャーエアラインズ等があり、意外に選択肢が多くなってきた。
今回はハノイからバンコクに戻ってきたあと、すぐにチェンライに飛び、そこから陸路でグリーンバスを使ってチェンマイに移動。
そしてそこから台北に行くのだが、ダイレクトに飛ぶのか、それとも一度バンコクに戻ってきてからのフライトにするのかというところはなかなか悩みどころだった。
というのも、チェンマイから台北行きのフライトというのもあって、それは直行便が出ている。
Vエアの場合、3500バーツほどで飛ぶことができるのだが、ひとつ問題なのは、到着が午前二時半頃になってしまうということ。
さすがにこの時間に到着しても困りもので、さらに言うとフライト時間が4時間ほどしかないので機内で寝るにも時間が短すぎ、さらに言うとチェンマイのホテルをチェックアウトしてから飛行機に乗るまでも10時間近くあるので、その時間をどう過ごすかという問題もある。
到着翌日にボロボロの体調で不快な気分で過ごすのを覚悟で挑むのであれば、その便を選択する手もあった。
一方でバンコクに戻ってくれば移動行程が増えることになり、その点はあまり望みではない。
そもそも移動で疲労してしまうので、体質的にも飛行機に乗る回数や市内への移動は減らしたい。
エアアジアでチェンマイからバンコクまで来ることはできるが、ドンムアン空港の場合、街中に入るまで1時間以上バスと電車で時間がかかるので、往復となると3時間ほどになる。
飛行機の時間を加えると、さらにそこに1時間15分のフライトが加算されるわけで、搭乗手続き等を含めると随分と時間を奪われる。
しかしながら、さすがに午前二時の到着は丸一日台無しにする感じがするので、23日にチェンマイからバンコクに移動し、空港に直結しているアマリドンムアンエアポートホテルに一泊だけして、翌日にVエアを使ってバンコクから台北に飛ぶことにした。
こうすれば午前10時20分にドンムアン空港を出て、午後3時20分に台北の台湾桃園国際空港に到着する。
アマリホテルには特に期待していることもないが、単純に市内まで移動する手間が省けるという意味では往復の3時間が犠牲にされなくて済むし、その時間に車酔いをしたりする無駄な体力の消耗も抑えられる。
そういった意味で、このようなルートを設定することにした。
それにしても、アジア内のLCCの移動は本当に安いもので、チェンマイからバンコクへの移動はエアアジアでわずかに984バーツ、日本円で3000円ほど。
そして、バンコクから台北への台湾桃園国際空港まで4時間のフライトが3385バーツということで、約1万円。
内訳としても航空券代が2450バーツ、TS-PASSENGERサービスチャージが700バーツ、APPS FEEが35バーツ。
そしてビザカードでの決済費用が200バーツとなっている。
このあとはしばらく台北に滞在した後で関空に飛び、大阪で人に会った後で福岡に移動して、その翌日には今度は東京に移動と日本入りしてからは相変わらず慌ただしくなる模様。
そこから先は東欧に飛ぶのか、バンコクに戻るのか今のところ思案している。
ひとまずハードな移動の前にバイタルを高めておこうということで、かき小屋に行ってきた。
こちらはトンローの日本村モールや新生日本村からも近く、トンロー通りとトンロー11を目印にするとたどりつくことができる。
その名の通り、牡蠣を食べることができるが、どうやら秋と冬には真がき、春と夏は岩がきを使っている模様。
かきはバイタルフードとしても知られているが、あまりヘタな店で食べると酷い腹痛になるし、オイスターによる食あたりがいかに厳しいかということは色々なところで聞いているので、信用できる所で食べたいもの。
このかき小屋は勝浦水産が提供しているところで、新鮮なかきを堪能することができた。
また、かきではないが、まご茶漬けという漬け鰹をのせたお茶漬けがあって、こちらも絶品なので、バンコクでかき小屋に行った場合にはお試しいただきたい逸品。