よく利用する空港でも、その周辺の環境については案外知らないもので、今回バンコクのドンムアン空港に直結しているエアポートホテルを利用したときにもそのことをあらためて感じた。
いつもなら空港の前でタクシーを拾うか、バスに乗ってモーチット駅まで移動する。
しかし今回はドンムアン空港と直結しているamariホテルに宿泊したため、一夜を空港周辺で過ごすこととなった。
チェンマイから約1時間半のフライトを終えて、夕食を済ませてからあとは寝るだけという予定だったが、せっかくなので周辺も見て回ることにした。
ドンムアン・プラ・アラムルアンへ

そういえばドンムアン空港に行く際、立派な造りの寺院が見えることを思い出した。
せっかくだから近くで見てみたい。
今回のチェンマイでは暑さにかまけて寺院巡りはほとんどしていないので、不完全燃焼だった感があったので、なおさらのこと。
ホテルの人にお寺の場所を聞いたら、思いのほか近くだった。
お寺の名前はワット・ドンムアン・プラ・アラムルアンとのこと。
amariホテルからワット・ドンムアン・プラ・アラムルアンまでは約2分。
すでに夕方になっていたが、まだ開いていたので中に入ったが、お寺の扉は既に閉まっていた。
もっとも一般開放しているのか分からないので、時間帯の問題だったのかどうかは不明。
屋台で夕食を調達

夕食はホテルのレストランで取ろうかと思ったが、ローカルの屋台が軒を連ねていて、その中に焼き鳥や豚肉や牛肉、鶏肉と唐辛子、パイナップル、プチトマトを串に刺したものが売られていて、急にそれを食べたくなった。
近くにセブンイレブンがあったので、タイ最後の夜はシンハビールで締めくくることにした。
セブンイレブンの前の屋台でキノコやかぼちゃ、空芯菜などの煮物、トムジュートタオフーも追加して、かなり豪華な夕食となったが、500円もかからなかった。
このあたりはタイの物価の安さを感じるところ。
それにしても、バンコクでタイマッサージを受ける場合、豪華なスパでなければ1時間300バーツ程度からだが、ドンムアン空港近くではさらに相場が下がるらしく、200バーツや250バーツという店が見つかった。
もっともチェンマイでは200バーツの店が数多くあり、中には180バーツという店であったので、それと比べれば特に安いというわけもなく、むしろ店構えからするとコストパフォーマンスは悪い印象。
ワット・ドンムアン・プラ・アラムルアンを再び横目に見て、amariホテルに戻ってのんびりとバンコク最後の夜を楽しんだ。
翌日は朝にカーオカームーとサイコーイサーンを食べ、午前中にドンムアン空港から台北へと飛び立つことになった。